ははのご近所スナップ帳
2009年
多摩川の植物達(紅×白) 7月


植物 紅×白 対決

通常は赤い花の植物のなかには、時々白花も出現するようで、
白花のものにちゃんと名前がついていて、身元保証されているらしきものもあれば、
そうでないものもあるようです。
紅 組
白 組
アカバナユウゲショウ
アカバナユウゲショウは
しっかり根株をはって
たくさんの花を
咲かせているのに、
この白花のほうは、
一株に一つか二つの
花しかありませんでした。
色とあいまって
とても清楚な感じです。
毎年同じ場所に数株
出現しています。
オオイヌタデ

赤花と白花は
それぞれ小さな群落を作って、
それが入り交じって
大きな群落を作っていました。



アカツメクサ

白花のほうは
シロバナアカツメクサとか、
セッカツメクサとか
呼ばれることもあるそうです。
名前もあるので、
そうめずらしくないのでしょうが、
私は今まで
気がつきませんでした。
ニワゼキショウ

赤花も白花も、
普通に見かけます。

割合?
う〜ん、同じくらい・・・

カラスノエンドウ

白花は
シロバナヤハズエンドウ
呼ばれます。
カラスノエンドウについては
こちら
ハルジオン

濃いピンクの方は、
ベニバナハルジオンとも
呼ばれるそうです。
ネジバナ

個体により
色変化が大きく、
白っぽいものから、
濃い色のものまで、
様々です。


ミズヒキ

ギンミズヒキ



ミズヒキの花びらは
上3枚が赤く、

ギンミズヒキは
4枚とも、白色です。
専門家ではありませんので、白花の出現率?だとか世代で受け継がれていくか?とか、
単なる個体差か?とか、白花(赤花)につけられた名前は確立されているのか?とか
きちんとした学問的な考察は出来ていません。
あくまで私の行動範囲内の、主観です。

子供の頃れんげ草畑で遊ぶとき、まず畑全体を見渡して
白花のれんげ草がないかな?と、探しました。
その時のワクワク感、見つけたときのヤッター!感。
白花を見つける度にそれと同じ気持ちを楽しめました。




ニワゼキショウ(アヤメ科ニワセキジョウ属)

果実
日当たりのよいところに生える多年草で、高さは10〜20cmぐらい。
外来種が野生化した植物。花期5〜6月。
花もかわいいが、花の後の果実が丸っとしていて、可愛らしい。



ヤブガラシ(ブドウ科ヤブガラシ属)

午前 花弁・おしべがある花 午後 花弁・おしべが落ちた花
黄緑色の4枚の花弁とおしべは午前中で落ちてしまい、
花盤といわれる橙色の部分が残る。
花盤には蜜線があって、色々な虫が集まってくる。






ハルシャギク(キク科ハルシャギク属)
今年も多摩川の川原で大繁殖しています。

ハルシャギクの過去の記事はこちら





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