ははのご近所スナップ帳
2007年
多摩川の植物(オオバコの仲間 大・中・小) 5月

 オオバコの仲間
ヘラオオバコ、オオバコ、ツボミオオバコ
(オオバコ科オオバコ属)

ヘラオオバコ
草丈20〜60p。江戸時代末期にヨーロッパから渡来したと言われている、外来種です。
10〜20pのヘラ状の葉をつけます。

オオバコ
草丈10〜20p。
葉はタマゴ形でしわがあり、平行脈がはしっています。

ツボミオオバコ
草丈10〜30p。北アメリカ原産の外来種。
葉は3〜5p。
全体的に色が黄緑色をしており、白い毛が多く、柔らかい感じ。
もともとは花が開かない閉鎖花をつけるため、いつまでもつぼみに見える事から、
ツボミオオバコの名がついていました。
しかし最近の調査では、開放花を付ける事もまれではない事がわかったそうです。




野草を見ていると、花色の濃いものや薄いもの、
部分的に色の違うもの、葉の形の違うものなどに出会う事があります。
ただの個体差なのか、まれにある事なのか、珍しい物なのか、
ちょっとワクワクします。



ヘラオオバコの葯

通常は白色。
右は薄黄緑色の葯を
付けた株。
いくつかありました。






オオバコの葯

右は少し
ピンクがかった葯。
色んな濃淡が
普通にあります。






ハルジオンの花

右のように
濃いピンク色の株も
よく見かけました。
ベニバナハルジオンと
呼ばれる事もあるそうです。








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