ははのご近所スナップ帳
2017年
越冬ウラギンシジミと冬の生き物 12月〜3月


庭で越冬中のウラギンシジミ

2016年12月31日 一頭のウラギンシジミが庭を飛び回っていました。
しばらくすると窓そばのエアコンの室外機の上の『カネノナルキ(カゲツ)』にとまっていました。

ウラギンシジミ ♀  2016年12月31日

お正月もじっと『カネノナルキ』に居るところをみると、ここを越冬場所と決めた模様です。
朝カーテンをあけて、ウラギンシジミの様子を確認・・・という毎日です。

ある日の昼間、いつもの場所にウラギンがいない。
見まわすとすぐ近くの地面で羽を広げて、日向ぼっこをしていました。
越冬中も全く動かないという訳ではないようです。

また後日、気がつくと羽の一部がなくなっています。
よく近くまでスズメの群れが来ていたので、気になっていたのですが・・・、
つつかれたのかな。
庭に来たときから、羽に小さな傷があったので同じ個体でしょう。

2017年2月24日

2月20日 この冬二度目の春一番(春二番?)。
激しい風のなか、一頭のウラギンが庭の奥で風に流され右に左に飛んでいました。
『カネノナルキ』にウラギンがとまっていないので、いつものウラギンでしょう。
こんなに激しい風のなか、いつもの木に戻ってくるでしょうか?
そもそもいつもの場所に帰りたいと思っているのかどうか?
近くに手頃そうなサザンカやツバキもあるんですが・・・
・・・しばらくすると、いつもの場所にいました。
戻りたかったのですね。

越冬は、決めた場所で一冬過ごすようです。
ただ全く活動しないわけではなく、飛び回ることもあると確認出来ました。

向きをかえました 3月13日

3月14日 まだ越冬中です。

*3月19日 朝いつものようにウラギンシジミを確認すると居ませんでした。
その後も戻ることなく、越冬終了しました。



冬は枯れた植物も美しい

地上部はなくなってしまう草花も多い冬ですが、
いくつかの植物は種を飛ばした後の姿を、そのまま残しているものがあります。
花の時期とはまた違った、面白美しい形を楽しむことが出来ます。


サラシナショウマ

キク科の植物  花が散り種が飛び、残ったガクがドライフラワーの花のようで見つけると楽しい
ツワブキ カシワバハグマ オケラ コウヤボウキ



近所のスーパーの常緑樹に、ヒノキバヤドリギ

  近所のスーパーの駐輪場の横、
目線の高さという恵まれた場所に
数株あるヒノキバヤドリギ。
これから観察したい植物です。
初めて見たときは、茎が扁平でちょっと違和感はあったものの、
いつものヤドリギの幼木と思い、
はじめはこんな感じで成長していくものかと思っていました。
いつまでたっても葉がでていないので、
やっとヒノキバヤドリギだと気がつきました。

大きい株で30p
ヤドリギのように整った球形にはなっていません。


2016年10月26日
 

2017年3月2日
〜〜〜〜〜〜〜〜
  こちらがヤドリギ
高所にあるので、大きさは測れませんが、
かなりの大きさです。
ヤドリギは一年で一節成長します。

 



小さな生き物たち

ごく小さいに生き物が活動していました。
あまり小さくて手持ちのコンデジでは鮮明に撮れなくて残念。
どうにか撮れた(比較的大きかった)生き物たち


オナシカワゲラの仲間? コミミズク
羽の模様がカッコイイ 幼虫です 1p弱 拡大してみるとセミ? 

クモは画像のみ



この冬はかわいい鳥を写真におさめることが出来ました

ルリビタキ ミソサザイ



手元の図鑑やWEBで、できる限り名前を調べましたが専門家ではありません。
お気づきの点、お知らせいただければ嬉しく思います。




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