元は、洪水で出来たワンドだった場所を工事して、
2003年の4月に、ビオトープが完成しました。
僕は「水辺の楽校」という活動に参加していて、
設計する時には、そこの僕達の意見も
聞いてもらいました。
僕達は、ビオトープの名前を、
「せせらぎ池」とつけました。
ビオトープとは
ビオトープとは、Bio(生き物)とTop(場所)の
ドイツ語の合成語で、「生き物の生息空間」を意味し、
「生き物の楽園」とも訳されています。
これは特別なものではなく、昔色々な生物達が暮らしていた
野山や原っぱ、小川や池などがビオトープなのです。
そうしたビオトープでは誰もえさをあげたり、
草取りをしたりすることはありませんが、
色々な生物がそれぞれ密接な関係を持ちながら
えさを見つけ、育ち、子孫を残すという
自然の営みが繰り返されています。
(川崎市環境局 緑政課の冊子から)
ワンドとは
川岸近くの水たまりで、
本流とつながっているような場所を
ワンドと呼ぶそうです。
ワンドは、産卵場所や増水した時の逃げ場所になるから、
魚にとって大切なものなのだそうです。