ははのご近所スナップ帳
2005年
ツマグロヒョウモン
10月19日

庭に水まきをしている時、
こんな幼虫を見つけました。
約35o。
宿根スミレの葉を食べていました。
葉の上にいると結構目立ちます。
今まで、どうして
見つけられなかったのでしょうねェ。
プラケースにスミレと一緒に入れ、
少し様子を見てみました。
スミレの葉をムシャムシャ食べて、
お腹一杯になると、
少し離れた、
葉を食べ終わった後に残った
柄に移り休んでいます。
10月20日

昨日のよりもっと小さい幼虫発見。
約8o。→
これもプラケースに入れると、
葉を食べた後は
土の上に降りて休んでいます。
食べる時にしか、葉の上にいないので
見つかり難かったのでしょう。

調べてみるとこれは
ツマグロヒョウモンの幼虫でした。
おそらく大きい方は4齢幼虫、
小さい方は2齢かな?

←我が家の宿根スミレ。
ツマグロヒョウモンの食草は
スミレの仲間。
園芸種のバンジーやビオラでも
育てられるようです。


そういえば今年は我が家の庭や、ご近所で、
ヒラヒラ飛んでいるツマグロヒョウモンをよく見かけました。
写真に撮っていたのは、メス。
模様が特徴的です。
これはカバマダラに擬態しているのだそうです。
カバマダラは、食草のトウワタの毒素を体内にため込むため、
鳥が食べると中毒を起こします。
また、ツマグロヒョウモンは南方系の蝶。
温暖化の影響で、生息域が北上している蝶です。




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