11月 樹木ウォッチング T
落葉樹 58種

2017年11月4日 担当:はは

公園内の落葉樹
58種を観察しました

公園内の少しづつ色づき始めた樹木の様子も観察
ナツヅタ 
パークセンターの壁で
美しく紅葉していた
カエルの手のような気根で
壁に張り付く

ハクモクレン カマツカ ヤマコウバシ クサギ

ミツデカエデ メグスリノキ
2種ともムクロジ科カエデ属の、日本固有種 

アオギリ カラタチ ニシキギ

ホオノキ ケヤキ



樹肌の色や表面の特徴も観察

ヒメシャラ サルスベリ コブシ イヌシデ 

コナラ クヌギ ムクノキ エゴノキ 

アオギリ カツラ ホオノキ ハンノキ



その他の生き物

ホソバノアマナ(鱗茎) キノコ カツラの落ち葉
地面にびっしりと、、、新芽となる   人が踏むと、いい香りが!

サラシナショウマ  
花はわずかに残っていました ほとんどは実になっています。


今月の試食

ホドイモ(マメ科)
地下の塊茎を加熱して食べます。
味はジャガイモとサトイモの間
(あくまで私感)




おまけ

観察会の後にもう一周して、主に昆虫を探してみました

ムネアカオオクロテントウ(外来種)
2016年に日本侵入があきらかになった外来種。
ナミテントウより大きい。足や腹面も赤い。
台湾、中国南部、東南アジア原産。体長6.2〜7.3o。丸みが強い。

ムーアシロホシテントウ ヨツボシテントウ トホシテントウ
 
体長 約4mm 体長 約3.5mm 幼虫

コミミズク トゲハラヒラセクモゾウムシ ウチワコガシラウンカ

ガザミグモ カラスハエトリ アリグモの仲間


ニトベミノガ クサカゲロウ モリチャバネゴキブリ
幼虫トリオ  

いつものようにカメムシの仲間も
ヒゲナガサシガメ(幼虫) ウシカメムシ(幼虫) マルカメムシ ナガボシカメムシ

ミノウスバ  
年に一回、11月の初めごろの出現する
オス メス    2016年11月8日八王子市にて撮影
羽が黒く縮こまっているのは、
羽化直後?羽化不全?
本来ならば右のメスのように、
透明に伸びる。
オスとメスは触角の形が違う
メスは卵を産んだ後、
その上に自分の体毛を貼り付けていきます。 



駐車場のケヤキ
公園入口の駐車場に数本ケヤキがあります。
紅葉しているのですが、色がそれぞれ違います。

国立研究開発法人 森林総合研究所 林木育種センターの研究
『ケヤキ紅葉色のクローン間変異』で、
ケヤキの紅葉の色の違いは遺伝的要因で決まるとのことです。

ご意見、お気づきの点がありましたらご連絡下さい