12月 樹木ウォッチングU
常緑樹

2014年12月6日 担当:はは

公園の中にある常緑樹を観察しました

東高根森林公園には県指定天然記念物のシラカシ林があります。
シラカシと同じ仲間、ブナ科コナラ属の樹を比べてみました。


3種とも関東平野潜在植生
 シラカシ  ウラジロガシ  アラカシ
 先は鋭くとがり、
上半部のふちに低い鋸歯がある。
名前は材が白っぽいことから。
葉はやや薄く鋸歯が鋭くとがり、
周辺が波打っているのが特徴。
葉の裏面が白い。
葉のおよそ上半分に鋸歯がある。
シラカシに比べると葉幅が広い傾向。
シラカシ・ウラジロガシ・アラカシの葉裏

ウラジロガシの葉裏の白さはロウ質の分泌物によるが、個体差もある。

 ヒイラギモクセイ  シロダモ  サンゴジュ

 ヒイラギナンテン ナンテン  オカメザサ

 アオキ  ツワブキ  ヤツデ

 アベリア  アセビ  ナギイカダ

 タイサンボク  ユズリハ  ヤドリギ


木の実の試食をしました
 カヤの実  マツの実


モッコク ナワシログミ ヒサカキ

マンリョウ センリョウ カラタチバナ

クスノキの葉裏のダニ室
 葉脈の分岐点にダニ室がある

モミ カヤ ツガ
葉先が2つに分岐 葉先は鋭く尖っている  葉先は丸みがある

サワラ サワラの葉裏
  ヒノキの葉裏
 葉の裏の白い線(気孔がサワラ、
 Yに見えるのがヒノキ。


カワセミ



コミミズクの幼虫
 鉄製の手すりで見ました