6月 梅雨を迎える生き物たち

担当:はは

わずかに小雨が降っていましたが、
林の中は、傘をささなくても済むような天候でした。

アジサイが見頃でしたが、写真を撮るのを忘れてしまいました。
今年は盛大に葉を虫に食べられた株も目立ちました。

早くも
キツリフネが開花


梅雨時には植物も色々な対策をとっています

ホタルブクロ

  雨で花粉がぬれないように
  下を向いて咲く

ネズミモチ


ムラサキシキブ

 一時の日差しも
 逃がさぬように
 次々と花を咲かせる
 (無限花序)

ヤマアジサイ
 派手は装飾で虫をひきつける
 
 例:アジサイ(装飾花)、ドクダミ(ほう)、ハンゲショウ(葉)


ニガキ
雌株に実ができていました。
特徴的な頂芽も。





梅雨時の虫たち

幼虫が雨でも消えない泡の巣で生活するアワフキムシと、
水滴を投げるギンメッキゴミグモを探してみました。

どちらもよく見かける虫ですが、
なぜかこの日はなかなか見つからず、
シロオビアワフキの成虫
網張り途中のギンメッキゴミグモを一匹見つけただけでした。
残念ながらアワフキムシの幼虫が排泄物でつくる
泡の巣(カッコウの唾)は見つけられませんでした。

 
シロオビアワフキ
 
ギンメッキゴミグモ


エダシャクの仲間の幼虫
動かないと枝そのもの
ウサギのような顔がかわいい

オオトビサシガメ(左)
クモの巣にかかった毛虫を
横取り?

重なる葉の中に隠れていた
クサギカメムシ
  

不思議な色合いの
ビロードハマキ
  


斜め後ろ45度の虫たち

同じような角度で撮ってしまいました。
羽の光沢と、お尻の丸みに惹かれた?