タマムシ

担当:nana&はは


タマムシ
けやき広場にある切り株の椅子に座ろうとしたら
穴が開いていて、中に虫の頭が見えていました。
聞いてみたらタマムシでした。


タマムシ
しばらくしたら出てきました。

タマムシの幼虫は、立ち枯れた木や枯れ木の中で3年間すごします。
 そして成虫の寿命はたったの1ヶ月程です。


観察会の終盤、けやき広場に戻ってきてからの事でした。
切り株の中のタマムシは顔をちょっと出したり、引っ込んだりとなかなか出てきません。
叩いてみたら?光をあててみたら?横倒しにしてみては?
等々、みなさんワイワイ色んな意見がありましたが、
事務所わきに持っていって網をかぶせ、出てくるのを確認することになりました。
観察会終了後30分程で出てきたそうです。
そしてタマムシは更に10匹位生まれたようで(!)、
新しい穴が18日の朝にできていたと、
白鳥先生からご連絡いただきました。

都会の中では、立ち枯れた木や枯れ木はすぐにかたづけられてしまうでしょう。
でも自然の中ではそれらにも大事な役目があるはずです。

どこの公園にもありそうな、切り株を利用したイス。
もしかしたら、その中にもタマムシがいるかもしれません・・・


                                        by はは