担当:OGA

2003年5月17日
谷戸の生き物

5月の東高根はまだまだ花いっぱいでにぎやかです。
でも春早く花をつけた草木には、
もう実をつけ始めたものもあります。
動植物のあふれるような生命力と、
わずかな季節の移り変わりも
しっかりとらえる繊細さ。
毎年変わらず繰り返される
自然の不思議に感動します。


5月の花 

花をつけた高木を集めてみました。



エゴノキ

真っ白い花が、一面に散っているので見上げると、
びっしりと花がついていました。
花は合弁花で
花弁がそのままの形ですっぽりと落ちていました。
花弁の先が4弁、5弁、6弁、7弁に
分かれているものが見つかりました。



センダン


とってもよい香りのある、
薄紫色の花をつける高木です。
秋に薄黄色の果実が、垂れ下がるようにつきます



ベニバナトチノキ

手を広げた形をした葉を持つ、高木です。
普通のトチノキは白い花です。
秋にみのる果実はアク抜きして、
トチ餅などにして食べられます。
ベニバナトチノキも食べられるのでしょうか・・・?
ベニバナトチノキは普通のトチノキと違って、
果実の表面にトゲがあるそうです。